「紡ぎ出される文章に癒されます」
と言われた事がある。
紡ぎ出される。
なんて繊細で綺麗な言葉。
そんな言葉で褒められて、
私の文章の価値が少し上がったように思える。
そしてそんな言葉を私の文章に対して使ってくれる、
その人の文才が豊かなのだと思う。
「情景が浮かんできた。」
などと言われた事がある。
文章を書く時に、
私の頭に浮かんでいるのと同じ情景が、
読む人にも浮かぶのが理想ですが、
まだ手探りで書いている私にとって、
情景が浮かぶ、と言ってもらえるだけで嬉しい。
映画と違い文章は文字だけで情景を作らないといけない。
だからそれが浮かぶと言ってもらえるのは、
最高の褒め言葉なのだ。
そう言ってくれる人自体の想像力が豊かで、
私の文章力のなせる技ではないかも知れないが、
ためしてやる、
と言う人がいたら
「輝く記憶」「二度と手に入らないもの」など
読んでみて下さい。
読んでもらえる事自体がとても嬉しいのです。
残念ながら、
これを読んでくれている人がいるのかいないのか、
わからないのですが、
きっと誰かが読んでくれるだろう、
と思いながら、
いつも心を込めて書いています。
寒さに震える夜も
夢中で書くので、寒さに気付かず書き上げます。
書いている時、心の中は暖かいから。
私の中にあるものを、
選び、形を整え、削り、暖めたり冷やしたり、
抱きしめて、放り投げて、丁寧に磨いてから
「紡ぎ出しています。」
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