2011/01/30

水泳について



泳ぐのが好きです。


真夏日に美しいプールでたった1人泳ぐのが理想的。
もしくは愛する人と2人だけで。


もぐって水中から見る外の景色も好き。
景色がきらきらと輝いていて、
自分の人生も輝いていると感じるあの瞬間。


静かに背泳している時に聞こえる、
自分の息づかいも好き。
聞いているうちに集中して来て、
安心する音。


クロールはしぶきを極力あげない泳ぎ方が好き。
滑らかに滑るように泳ぎたい。
気付いた時には獲物の背後まで来ている強い獣のように、
水面を静かに移動する。


潜水で泳ぐのが好き。
呼吸の限界まで自分を試すのも快感。
潜って行く時の腕が水を掻く、抵抗の感覚もいい。
潜りきって
プールの底に身体が付く程低い位置を泳ぐのが好き。
潜ってしまえば、底を滑るように楽に泳げるので、
魚になった気分。
呼吸が限界を迎え、
水面に顔を出す時の開放感も素晴らしい。


プールの中は「静けさ」のふりをしているが、
感覚を切り替えると
母の胎内に居た時の音がずっと聞こえている事に気付く。
そしてしばらくそれに聞き入るのも、
とても好きです。


泳いだ後プールからあがって、
身体を拭いて服を着ると、
けだるさが心地よく、
真夏日にもかかわらず、
着た服が身体に暖かく、包まれているような安心感と、
身体から毒が抜けて軽くなったような感覚。
そう言う感覚もとても好きだ。

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