2011/05/05

いや、なんか眼中にないって感じで そのままシカトして行っちゃいましたー



昨日親戚の子が遊びに来た。
中学一年生の男の子。
兄弟は部活などで忙しく、
ゴールデンウィークなのに予定がなかったので、
1人で来たとの事。


夕食を食べに行って、
メニューを見せながら「何か食べたいものある?」
と聞いたら、恥ずかしそうに、
「はい、ちょっと高いんですけど、
 ゴルゴンゾーラのニョッキかカルボナーラの
 どっちがいいかなー?
 どっちが量が多いですか?」と来た。


私は思わず、可愛さとおもしろさで、
はじけるように笑ってしまった。


その子のお母さんは大阪出身の方で、
とてもたくましく、
得な方、多い方、安い方へと走りたがる、
良く出来たお母さん。


遊びに来たその子自身も5人兄弟の真ん中と言う事もあり、
毎日が生存競争のようで、
お母さんの躾もあってか、
「同じ値段なら多い方が得」だと心得ている様子。


「まあでも、好きな方頼めばいいよ」などと言いながら、
楽しく食事した。


中学一年生なのだけれど、
観察力があって、
来るときバスで見た事の話が、
「二組の夫婦がいて、片方の妻と、片方の夫が話をしていて....」
と、なんとなく大人な世界をかいまみたようすで、
その子が「妻」とか「夫」とか言うのがまたおもしろくて、
ずっと笑い通しだった。


また、
「青痣ができた」と得意そうに二の腕を見せたので、
「どうしたの?」と聞くと、
「来るときのバスで、変なヘビメタみたいなごつい防具みたいなのを
 肩に着けたロンゲの変な人とぶつかって、
 防具の先が僕にあたったんです。」と言う事。


それを聞いて私がまた大笑いしたのは、
言うまでもありません。
「ひどいね、その人ちゃんとあやまった?」と聞くと、
「いや、なんか眼中にないって感じで
 そのままシカトしていっちゃいましたー」
だって。
子供っておもしろい事言う。
その子が話すと頭に情景が浮かんで、
とても楽しかった。


ずっと目を細めて聞いていた、
おばさんな私でした。




   




   

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