高校は女子高に通っていた。
わがままな人、
うるさい人、
いつも机によだれ垂らして寝てる人、
早弁する人、
暑い日にスカートをばたばたとめくる人、
今ここに書けないほどやたらと色気づいてる人、
彼氏の話ばかりしてる人、
大人な人、
卒業と同時に結婚が決まっていた人、
先生と付き合っていた人、
金持ちのお嬢様な人、
彼氏が黒人な人、
いつもアラミスの香りがきつい人、
レズビアンな人、
型物な人、
下ネタがひどくてみんなに引かれてた人、
お笑い系の人、
おしゃれな人、
上目づかいの目をぱちぱちの、かわいこぶりが激しい人、
芸能プロダクションがらみのすごい美人な人、
先生をすぐからかう人、
パンクスな人、
万引きばかりしてる人、
自慢ばかりしてる人、
そしてわたしのような、爽やかでまともな常識人。
(ひとりひとりが、自分の事をそう思っていただろうな?)
派閥があったり、
喧嘩したり、
悪口も言い合ったけど、
今思うと、
みんなかわいくて、楽しくて
毎日明るく笑っていた高校時代。
近頃聞くような、きついいじめもなかったし。
とにかくみんな、綺麗だった。
思いだす時、みんな輝いているよ。
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