少々憂鬱な、 それでいて懐かしい
香りと記憶のつながりについて、
先日書いた。
今日思ったのは、
天候にまとわりつく記憶について。
このところ晴天が続き、
今朝久しぶりの曇り空。
どんよりして朝から夕方の暗さ。
その空気に触れていると、
いつのものかもわからない、記憶の断片、
と言うよりも、
感情の断片が湧き上がって来る。
淋しげな、少々憂鬱な、
それでいて懐かしいような、
少しだけ心拍数の上がるような気持ち。
具体的な記憶ではない。
過去のある日の感情が、
曇り空の空気感とともに降りて来る。
気温や湿度、明るさ、香り、風、
あらゆる要素が、
過去のある日と一致して、
ふと、その日の感情が思い出されるのか。
その、人間の持つ細かな脳の仕組みに驚愕し、
賛美し、堪能してみる。
補足:2011.3.28~4.7まで滞在した東京の実家にて書きました。
日付不明。
0 件のコメント:
コメントを投稿