2011/04/27

愛そのものは



物事を良い悪いで決めてしまおうとすると、
大事なものを傷つける事がある。


元々人類は、
過酷な気象環境の中、
風雨や暑さ寒さをしのぎ、
水や食料を常に求め、


生き残る為、存続の為にうろつく、
他の強い生き物とともに、
共存して来た。


そこには単純に、
生きて行く為の暗黙のルールがあり、
ルールを守らないと、
命に関わるが、
時にルールを守らないものが、
生き残る場合もある。
ごくシンプルなルール。
見つからなければ良い、
と言うような事もあっただろう。


また、当初は
良い悪いなどの概念はもちろん無いわけだ。


そこにあるのは、
人間としてのシンプルなルール。


やがて文明社会に突入して、
人はより快適に生きて行く為に、
自分たちでルールを作り、
おおむね、良く出来たルール。
大体殆どの人がそれを守って生きている。


ただ、すべては後付けのもの。
国によって違ったりもする。
どうしてもそこにはひずみがある。


そのひずみに苦しむ人がいるのだろう、
と思う。


曖昧な話ですか?


身近な例を挙げましょう。


法律として結婚制度があります。
とてもいい制度です。
子供達も、それで守られている、
申し分のない制度です。


ただ、結婚しているものは、
不貞を働いてはならない。
というルールがある。


そのルールを破れば、
代償は安くはない。
多くの愛する人を、
傷つけるわけです。
時には、
死者も出るでしょう。


ただ、
愛そのものは、
愛そのものは、
決して悪くない。


と言う事です。




ん?
なんだか、
浮気した男性の言い訳みたいなお話ですか?




  

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