2011/04/13

ランドセル

「休日の朝。」
なんと心地良い言葉。


寒くもなく暑くもなく、


気持ちも
暗くもなくヘンなハイテンションでもない。


早朝の悪魔も来ないし、


空腹も心地よい。


そして仕事も休みだ。


寝起きの髪もいい感じにはねて、
朝一で見た鏡にはまあいい感じの自分が映る。
(もちろんブスい日も多々ある)


外は穏やかな晴天で、
洗面所の窓を開けて朝の空気を入れる。
明るい景色が澄み切って光り、
洗い立てのようだ。


ふと遠くを見ると、
小学生の集団登校の列の中、
高学年のお兄さんお姉さんに守られて、
新しいランドセルを背負った、
ひときわ小さな男の子が、
新しく加わっている。


ランドセルの中に、
不安も少しは入っているであろうが、


願わくば、
希望や、友達との楽しいひとときを楽しみにする、
あの何とも言えないわくわく感が、
たくさん詰まっていますように。


さて、朝食は
なににしよう。










2011.4.13
朝 7:30

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